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さいたま美術展<創発>プロジェクト/Saitama Resonant Exhibitioins Project
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五十路のチビジ
埼玉における美術活動の有機的な連携を目指して、松永康が、随時その状況について思うことを書き連ねてゆきます。
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* 09:30
【】
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かえってきたCON展(その3)
2008/12/15 (Mon)
■
ところで、ここでの基調報告に備えて松伏町のことを調べているうち、興味深いことに気づいた。人口統計を見てもどこといって特徴のない町なのだが、なぜか離婚率だけが異常に高いのである。正確には相対離婚率(1年間に結婚した人と離婚した人の数の割合)というが、全国平均が36%、県内平均が33%ほどであるのに対し、平成18年度の同市の離婚率は75%にも登る。結婚した人4人に対し3人が離婚している計算だ。
余談でこのことを話題に出したところ、会場から、うちの近所でも最近4件離婚したとか、高橋さんのお宅はご主人の帰りが遅いようだがだいじょうぶだろうかとか、ここの住宅街は「ゆめみの団地」というのだが、実はマイホームが2人の夢でしかなかったことを知る場所なのだとか、さまざまな意見が相次いだ。離婚については、それだけ多くの人が潜在的に意識していたということだろう。
離婚率の差を見てみると、相対的に辺鄙な地域の方が高い。しかし松伏の場合は少しようすが違いそうだ。離婚の原因はさまざまあるが、一方でそれを決意させる要因として、女性が自立しやすい環境がある。その点でこの町は、個々人が自立しやすい施設や制度が整っていると言えるのかもしれない。
これからの美術活動は、制作する側も見る側も、共に個として自立していることが望まれる。自分の責任で表現する人と自分の責任で評価できる人が出会ったとき、そこに新たな展開の可能性が生まれるのだ。その意味で松伏の離婚率の高さは、決してネガティブな見方だけではなく、むしろ美術の素養を持った人材の多さとして捉えるべきではないか。
いずれにしても、CON展は再び新たな起点に降り立ったところだ。これからどうなっていくのかまったく未知である。しかしその立ち位置は、最初の出発点とは明らかに異なっている。ここに至る道のりの中で多くの経験を積んだ分、より高い位置から周囲の状況を見渡しているはずである。人生もまた、決して同じところを行き来しているのではなく、少しずつ上昇しながら螺旋状に巡っているのだから。(おわり)
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* 11:49
【アート・シーン】
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TITLE > 興味深いブログでした
新年あけましておめでとうございます。とても興味深く記事を読ませていただきました。
「これからの美術活動は、制作する側も見る側も、共に個として自立していることが望まれる。自分の責任で表現する人と自分の責任で評価できる人が出会ったとき、そこに新たな展開の可能性が生まれるのだ。」という部分、考えさせられました。美術教育では、自立した個人を育成させていくことが大きな目的です。そうでないと芸術を理解できる人々が育たないのではないかと思います。私は教育の立場から美術に関わっていきたいと思います。本年もよろしくお願いいたします。
misawakazumi
2009/01/09(Fri)17:43:40
#EDIT
TITLE > コメントありがとうございました。
言い方を変えれば、近代美術自体が「自立した個人」を求めていた人によって価値づけられたのでしょうね。
「自立」することと「立場」を持つことは一体ですが、最近、そのような他者との境界をなくしていこうという動きがあります。
その背景には、そうせざるを得ない社会的な必然性があるのでしょう。
戦後の教育は均質な多様性を目指してきましたが、またしばらくの間、適性に応じた教育が必要になるのかもしれません。
松永
2009/01/10(Sat)10:13:33
#EDIT
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