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さいたま美術展<創発>プロジェクト/Saitama Resonant Exhibitioins Project
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埼玉における美術活動の有機的な連携を目指して、松永康が、随時その状況について思うことを書き連ねてゆきます。
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必要なものは自然の中からやってくる(その2)
2011/09/08 (Thu)
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少し間が開き、1995年から山梨県の清里高原にある大泉清里スキー場で「キッツアートウォッチング―自然の中の現代美術館」を開始した。富士見スキー場以上に人手の加わっていない草原の中で、自然の力と存在感はあまりに大きかった。ここでの制作を通して美術家たちは、作品を自立させるのではなく、作品の中に自然を取り込んでいくことの必要性を学んでいった。
ところで本田さんは、1990年ごろから上尾市にある「黒須植物園」の一角を使って作品を制作していた。ここは昭和初期に開業した造園業者の植栽地で、当時はこうした場所のことを一般に「植物園」と呼んでいたらしい。
車でここに通う道すがら、いつも気になる喫茶店があった。古い自宅を改装した「ブラッドベリ」という店で、小さなギャラリーも併設していた。ある日、店に入ってみると、経営者の齋藤文志郎さんは武蔵野美術大学出身で、地域の文化活動にも積極的に取り組んでいることがわかった。ここに出入りするうち齋藤さんとの間で、黒須植物園を使って野外展をやったらどうかという話が持ち上がった。
植物園の持ち主で造園家でもある黒須達夫さんは、すぐにその話に乗ってきた。美術大学こそ出ていないが、実は黒須さんも清里高原での展覧会のときから出品者として参加しており、自然と対話しながら制作を行うことの重要性を充分に理解していたのだった。
この展覧会は今年で10回目となる。出品者は毎回10~20名ほどだ。出品者の選定に当たっては、参加希望者からプランを提出してもらい、それが実現できるかどうか話合いながら検討しているという。また出品者が講師となり、一般の人に向けたワークショップも行っている。作者と触れ合うことで、作品への理解をさらに深めてもらおうという配慮だ。
本田さんは、園内に置かれた美術作品とそこに自生する樹木を同時に見てほしいと言う。美術鑑賞と環境教育を融合させることで、美術作品と自然の造形を等価に観られる目を養えると考えているからだ。人類は常に自然の中から新たなものを発見してきた。美術もまたその歴史の中で、造形の本質を自然から授かってきたのである。(おわり)
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* 13:31
【創発2011レポート】
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